鳥取県大山町「圓流院」水木しげる妖怪天井画が圧巻!!妖怪は大山にもいるよ

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秋の鳥取旅行一番の目的地がこちら、大山町にあります「圓流院」さんです。大山といえば有名なのは「大山寺」ですが、圓流院もそのなかのひとつ。もともと潰れていたものを、平成21年に再建、解体修理され甦ったお寺です。

なぜこちらの小さなお寺さんにわざわざ…と言うと、なんとここにあの水木しげる先生が描いた「妖怪天井画」があるとのこと!

最近鬼太郎にハマり、妖怪にハマりまくっている子どもたち(特に坊)。ぜひ水木先生の息吹を感じて欲しい!そしてわしらも見たい!ということで、遠路はるばるやってきましたよ。

住職さんの面白いお話、凜とした空気、そしてなんといっても妖怪たちに見守られながらの清らかで温かい空間…。

気が付いたらなんとこの小さな寺院に1時間ほど滞在させていただき、すっかり癒されました。妖怪は大山にいるよ、おすすめです!

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鬼太郎だ!目玉の親爺だ!猫娘だ!一〇八態妖怪天井画がすごいっ

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秋の良き日。大山は人々でごった返していましたが、この圓流院は静寂に包まれていました。ちなみにこの頃は「大荒神展」も開催中。コンサートとかも出来るみたいです。

  • 開館期間 3月18日~12月18日
  • 開館時間 9:30~15:30
  • 参拝志納金 大人400円 小学生200円 小学生以下無料

となっています。他にも予約したら座禅や写経、写沸も出来るようです。

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まず入ると正面にご本尊地蔵菩薩が奉られています。住職さんが子どもたちに

「お靴脱いでお地蔵様にのんのんしてよ~」という言葉をかけてもらいました。

のんのんというのはこちらの方言で、「お参り」「手を合わせる」みたいな意味なのですが、水木しげる先生の『のんのんばぁ』を思い出してほっこりしました。のんのん、優しくてあったかい、ステキな方言だなぁ。

子どもたちと並んでお参りをすませ、頭上を見ると…

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おおお~~!!妖怪がびっしりっっ!!

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妖怪の総大将ぬらりひょんに河童、あれは倉ぼっこかな?山わろもいるね、猿のやつ。

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座敷わらしに金玉、あとはあとは…あれは磯女かなぁ?知らんのもいっぱいあるなぁ。

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大山のシンボル「からす天狗」。足下見てください、大山が描かれていますよ!!

このからす天狗は水木先生が米寿を祈念して、圓流院のために書き下ろしてくださった渾身の作だそうです。確かに生き生きとしている!すごいよ水木先生っ。

ちなみにからす天狗の下はちゃっかり(?)「一反木綿」。一反木綿って鹿児島県肝付町にしかでない超ローカル妖怪なんだって!知らなかった~。

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おっ!目玉の親爺発見~♪親爺のまわりはコロボックルに小豆洗い、キジムナーと、メジャーな妖怪で固めてますなぁ。

親爺はおったけど鬼太郎が見つからん…。鬼太郎どこや!!

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いたいた、なんと端っこに…。わしは戸田恵子さん時代の鬼太郎を見ていましたよ、父さん。

鬼太郎の声優って豪華なんですよ。初代は野沢雅子(孫悟空、ねずみのガンバ)2代目が戸田恵子(アンパンマン、SMAPVS古畑のマネージャー役)3代目が松岡洋子(初期の日本誕生ククルの声)5代目が高山みなみ(コナン、スネ夫のママ)ってすごくないですか?

一度映画でこの4人の鬼太郎が共演するのがあって意味不明ですごく面白いんですよあれ。わしはやっぱりSMAPのマネージャー戸田恵子さんが好きですね。

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2階にも上がれます。2階から見るとよけいに天井が近くなるので、迫力がすごかったです。

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神楽の龍と天井画の妖怪たち。龍も間近で見ると大きくて迫力あります!!

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端っこのスペースに神楽面の展示がありました。いつか島根県浜田市の大きい神楽を見に行きたい、天然コケッコーに出てたやつ。

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あまりにも天井画が壮大なので、なかなか収まりません。これはぜひ実物を見て欲しいものです(というカメラの腕のなさの言い訳)。

でもこれだけの妖怪に見つめられているのにちっともおどろおどろしくないんですよ。むしろなんだか懐かしい友だちに再開したような気持ちになりました。さてもう一度妖怪探し♪

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いたいた、猫娘に砂かけばばあ。鬼太郎たちも勢揃いですね。あの白く見えるのはもしやぬりかべか…?ぬりかべって高知県限定の妖怪らしいです。ちなみに砂かけばばあは関西地方限定らしいですよ。

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こうやって、「寝っ転がって見てください」と薦められます。なにもお行儀悪ではありませんよ。寝っ転がると本当に妖怪たちが迫ってくるようでもの凄い迫力!

寝っ転がっている坊はこのお寺の滞在中、ほとんど寝っ転がって妖怪を見ていました。彼なりにかなり興奮したそうです。

寝っ転がるとリラックス出来て、おばあちゃんちにいるみたいな気分になりました。油断すると寝そうだわ(笑)

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一方のお嬢さん。住職さんをつかまえて妖怪のことを聞きまくっていました。こちらの住職さんのお話はすごく面白くて優しくて、お嬢さんのハートをわしづかみのようです。

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例えばこちらの「川姫」。こんなにかわいいのにこれも妖怪なの?とお嬢さんが質問しますと、住職さんはこう答えてくれました。

この川姫はもともと川の神さまで、川に人が落っこちないようにと注意をしていたのだけどなかなか聞く耳を持たれない。そこで、恐ろしい雪女になってみんなに危険を教えてくれるんだよ。

と、こんな風に住職さんなりのアレンジを加えてお話してくれるんですね。

他にも金霊はお金の神さまで、金霊の写真を持っていると金運が上がるとか、釣瓶落としは太陽の神さまなんだけどお酒を飲み過ぎるから顔がぐしゃっとしている…などなど。

住職さんのお話で印象的だったのが、妖怪は神さまなんだということ。そして子どもに妖怪のことをお話するときは、なんでもいいから自分で想像して自分の言葉で話すといいですよ、ということでした。

言われてみれば、妖怪に定義を付けるってのがおかしな話ですもんね。子どもと

「もしかしたらこうかな?ああかな?」

とわいわい話すことのきっかけとして妖怪があるのかも知れません。

住職さんのお話を聞いているとき、子どもたちは興味津々で「もっともっと」と止まらない感じだったし、わしもすごく楽しい時間を過ごしました。旦那さんも色々感激してちょっと泣きそうだったし。もしかして妖怪たちがくれたギフトだったのかな?

とにかくこちらの圓流院さんはとってもステキなところなので、ぜひとも色んな方に見て、聞いて触れてもらいたいです。

阿弥陀堂の参道。紅葉の穴場スポットかも!?

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この日の大山は紅葉のベストシーズン。どこもかしこも車車車人人人…でしたが、圓流院から阿弥陀堂への参道はほとんと人がおらず、紅葉を静かに楽しむには持ってこいでした。

阿弥陀堂への参道、坂道を頑張って登りましたよわたしゃ。久しぶりに膝が笑いましたが…。

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坂はきついけど、ほんま紅葉がキレイ~!!頑張るぞぅ…。

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静かでええね。紅葉は静か~なところでぼんやり見るのが最高。

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途中にお地蔵様。3歳の坊にすら置いてかれてますが、お地蔵さんに見守られて登ります。

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ああキレイ。(色んな意味で)泣きそう。

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やっと阿弥陀堂が見えてきた~。お嬢さんとパパはもうあんなところへ…。ちょ、まてよ!(木村拓哉さん)

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こんな参道を登ってきました!もう圓流院の駐車場が見えない…。

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やっとゴールが見えてきました。この日は拝観日じゃないので、表から遙拝です。それにしても本当に素朴で美しい阿弥陀堂。

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「ようがんばったな、太いの」

「サンキュー、太いの余計や」

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帰りも美しい紅葉をながめながら、そして膝かっくんしないように気をつけながら戻りました。膝やばいなこれ。

阿弥陀堂は夏山登山の入り口でもあるんですね。今回あまりにも大山が良かったので、「いつか登ってみたい…」なんて柄にもない野望をついつい抱いてしまうくらい良かったです!

大山登山かぁ…。そうね、これからウォーキングとか筋トレしてあと少なくとも5キロは痩せて体力付けないとね、現世中に登れるのかしらねわしは。

とにかくここ圓流院、素晴らしい癒しの時間が待っています!妖怪も!ぜひぜひ、大山に行く際には超絶おすすめします。もう本物を見て~、すごいから、見て~。

大山寺 圓流院

  • 住所 鳥取県西伯郡大山町大山58
  • 電話 090-3178-6774
  • 開館日 3月18日~12月18日
  • 開館時間 9:30~15:30
  • 駐車場 有り(10台ほど)

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