「そろそろ笠岡ラーメンに向き合っても良いのではないか」
そんな声が聞こえたので(脳内で)、まずは代表的なお店から行こうとやってきました「中華そば坂本」。
笠岡ラーメンといえばかならず名前があがる、名店中の名店です。
そんなお店にフラッと、しかも小学生のお嬢さんを連れて行ってきましたよ~!
感想はというと…「笠岡ラーメンは世界遺産に登録すべき」。
やはり坂本の笠岡ラーメンは素晴らしかった!!佇まいも含めてわたしの笠岡遺産です!!うまい~。
中華そば坂本のアクセス、営業時間はこちら。昭和レトロ!
ふらふらっと訪れた笠岡駅前。
ラーメンラーメン笠岡ラーメンと意気込んできたものの、お多津もいではらも休み…。
こりゃどないしょ…と思った矢先、「坂本」を発見しました。しかも開いてる!!
- 住所 岡山県笠岡市中央町34-9
- 電話 0865-63-6454
- 営業時間 9:30~14:30
- 定休日 水・日
- 駐車場 なし
笠岡駅からは歩いて10分くらい。このこぢんまりとした佇まい、ここだけ昭和で時が止まったようだわ…。
まぁ笠岡はけっこう昭和風味なところが多いけど(笑)。そこが良いんですよね。
ちなみに坂本には駐車場がありません。車は駅前の駐車場に駐めると便利ですよ。
店内もすっごいレトロ!!こんなお店がまだあったんだなぁ、となんか感動してしまいました。
寅さんがふらっと訪れそうな雰囲気よね…たこ社長のいきつけっぽい。
お水もセルフ、そしてなんとお会計もセルフなんです!!
一応おばちゃんが見てくれるけど、勝手に払って勝手にお釣りをとっていく「百万両システム」と呼んでいるやつです。
坂本のメニューはとってもシンプル。
- 中華そば(並) 600円
- 中華そば(大盛) 700円
「万札お断り」とあり万札しかもってなかったのでうろたえましたが、おばちゃんが優しく大丈夫よ~!といってくれて嬉しかったです。
結局旦那さんが払ってくれたけど、今後のために覚えておこう…また来る気まんまん。
扉はいつも開けっ放し。ここからどんどんお客さんがやってきて、サッと食べてパッと帰っていきました。
なんかいいね、みんな本当に坂本のラーメン好きなんだなぁって分かる。
絶品の笠岡ラーメン!麺とスープのバランスが最高
卓上の調味料はシンプルです。胡椒、醤油(かな?)、七味。
そうこうしている間にラーメンがやってきました。めちゃくちゃ速い!!5分もかかってない!!
「まずは子どもさんからね~」
と先にお嬢さんのラーメンを持ってきてくれたご主人。本当に優しいご夫婦です。
さてやってきました!!「坂本の笠岡ラーメン(並)」600円(税込)。
細麺に親鶏(かしわ)のチャーシュー、斜め切りのねぎ、メンマにこの深い色のスープ…美しい!!
この麺!!おそろしく美味しいですっっ!!なんだこの麺!!
しこしことしてほどよい歯ごたえがあって、とにかくゆで加減が絶妙。美味しすぎる…。
スープとの相性が抜群で、すするごとに香りがふわ~と広がります。永遠に食べられそうだ。
このスープですよね~。あっさりしてるので飲み干せますね、わたしゃ。
深い色なんだけど全然塩っ辛くなく、鶏の旨味をぐっと感じます。あと何度も言うけど麺と最高に合う。
そして笠岡ラーメンの特徴でもある「親鶏のチャーシュー」。かしわって言うんですよね。
柔らかいの反対、めちゃくちゃ噛み応えがあるビーフジャーキーみたいなチャーシューなんだけど、これがまぁ美味しいんですなぁ。
ラーメンをすするあいだに「ぐわしぐわし」と食べるチャーシュー。至福です。
この斜め切りのねぎも笠岡ラーメンって感じがする。なんで斜め切りなんだろうね?
このねぎの存在感が素晴らしい。ラーメンの中で清涼感を醸し出している…良い仕事してるわ。
いやぁビックリしました。いままで笠岡ラーメンを誤解していたかもしれません。
それほど、坂本の笠岡ラーメンは美味しかったです。本物って感じがしたなぁ~。
これから本格的に笠岡ラーメンの開拓に励みたいですね!ごちそうさまでした。